2012年12月31日「北海道新聞」朝刊より  
豊作を祈り 特大しめ縄 
愛別神社 
 最初の推古天皇陵ともされる奈良県橿原市の植山古墳(6世紀末~7世紀前半)の石室

入り口が、分厚い土で入念にふさがれ、二度と人が入り込めないよう〝封印″されていた

  【愛別】新年も五穀豊穣でありますようにー。年の瀬も押し詰まった30日、上川管内

愛別町の愛別神社で、恒例の特大しめ縄が鳥居に飾り付けられた。

 しめ縄は長さ7㍍、重さ600㌔。「愛別神社しめ総会」(松浦哲会長、12人)が、町

内の農家から譲り受けた稲わ易を丁寧に編み、約2カ月かけて作り上げた。
 
 今年は天気がよく、稲わらが乾燥していたため、出来は良いという。

 雪が降る中、しめ縄はクレーンでつり上げられ、高所作業車に乗ったメンバーが高さ約

10㍍の鳥居に鎖でくくりつけた。松浦会長は「来年も作物が豊かに実り、皆が健康でいら

れるといいですね」と話した。

 しめ縄は、来年6月上旬ごろまで飾られる。
 
 新年を前に、クレーンで鳥居に飾り付けられる特大しめ縄(小川正成撮影)

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